ライバーは、毎日成績表が返ってくる仕事
ランクメーターは毎日締め時間に算出されて、翌日には持ち越されません。つまりライバーは、毎日成績表が返ってくる仕事をしています。
これがどれだけ特殊か、他の仕事と並べてみてください。営業職の成績は月に1回。学校のテストは学期に数回。毎日評価が数字で出て、しかも他人と比較される職業は、世の中にほとんど存在しません。毎日メーターに一喜一憂してしまうのは、メンタルが弱いからではなく、そういう気持ちになりやすい環境に毎日いるからです。まずここを知っておくだけで、凹んだ日の自分への評価が少し変わります。
今日の数字を動かした要因は、4つある
自分の工夫。配信の内容、声かけ、企画。
常連さんの都合。仕事の繁忙期、体調、給料日、家庭の事情。
カレンダー。曜日、月初と月末、連休、イベントの時期。
同じランク・同じ締め時間のほかのライバーの動き。その日の競争がどれだけ激しいか。
この4つのうち、自分の意思で動かせるのは最初の1つだけです。実際、ボーダーの数字を集めてみると、同じ応援量でも月の時期によって結果の出方が変わることが分かります(公式発表ではなく、有志が集計している参考値です)。つまり、数字が沈んだ日の原因の大部分は、自分の外側の3つにあることが多い。凹んだ日は「自分の何がダメだったか」の前に、「今日は4つのどれが動いた?」を見る癖をつけると、原因の見立てが正確になって、無駄に自分を責める回数が減ります。
毎日見る数字と、たまに見る数字を分ける
挨拶も名前呼びも、すでに毎日やっている人が多いはずです。ここでやりたいのは行動を増やす話ではなく、毎日どれを見るかを入れ替える話です。
全部の数字を毎日見ると、たまたまの上下に振り回されます。周期を分けるのがコツです。
毎日見るのは、自分の行動の数。初見さんに挨拶できたか、名前を呼べたか、告知できたか。行動は今日の結果に関係なく積めて、自分の採点で満点が取れます。
週1回、1週間のメーター位置の並び。-1が続いたか、+1が並んだか。1日の上下はノイズで、週単位でやっと意味が出ます。
月1回、コアファンの人数とファミリーの顔ぶれ。コアファンは毎月1日にリセットされて積み直しになるので、増減は前月の同じ時期と比べて見ます。本当の資産はここにあり、日々の数字より遅く、しかし確実に動きます。
他人と比べて凹んだ日に
他のライバーさんと比べて凹む日には、ひとつの事実が効きます。他人の枠やSNSに載っているのは、その人の一番良かった瞬間を選んだ編集済みのハイライトです。沈んだ日は見えない場所にある。自分の全部と他人のハイライトを比べるのは、採点方法が最初から不公平なんです。比べるなら、同じ条件で比較できる世界にひとりだけの相手、先週の自分と。
毎日返ってくる成績表とは、この先も長い付き合いになります。だからこそ、読み方を自分で決めておく。数字に強いライバーとは、数字に動じない人ではなく、数字の読み方を持っている人のことだと思います。
配信のこと、記事のこと、聞いてみたいことがあったらどうぞ。読むのはちゅっぱだけで、書いたことがこのページや他の場所に表示されることはありません。名前もログインもいりません。
届きました。読んでくれて、送ってくれてありがとうございます。